オレたち山百合族 |
「ちょっと待ったぁ!」 臨界に入った由乃さんが、テーブルをばしんと叩いて声を張り上げた。 「山百合会主催ということは、わたしたちは参加できないんですよね?! そうすると、わたし以外の相手とお姉さまがデートするってこと?!反対、反対!」
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「ぜっったい、 はんたーーーいっっ!!」
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ドッザーッッ!!
由乃さんが思いっきり両手をバッテンにしたところで、大量の水が天井から落ちてきた。
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ぽた…ぽた…。 「……これは、何かのパフォーマンスかしら」 前髪をぺったりと貼り付けて、全身濡れ鼠になった三奈子さまが、ぴくぴくとこめかみを引きつらせながら、低〜い声で言う。 「いっ、一体どこから水が?!」 「…うーん。祐巳ちゃんたちにはちょっと古くてわからないかしらね」 冷静な口調で、紅薔薇さま。 残りの人々は、顔にタテ線を引いて沈黙。 ひとり、黄薔薇さまだけが、大ウケしていた。
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ひょうきん懺悔室…マリみて読者でこのネタわかる人がどれだけいるか(^^;。 |
2004.02.19 |