(みゃあ)ネタ提供・もぐたんさん ありがとうございました〜。
薔薇さま方のさよなら会にて |
「一年生は送る会で笑いを取る伝統があるのよ」 「「「えっ」」」
全ては、由乃さんの一言から始まった。 今や伝説となっている佐藤聖さまより受け継がれた壮大なる嘘。 …に今年もダマされる一年生たち。
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「…本当なのっ、しま…お姉さま?」 「ええと…そうね…」 「本当よ!」 白薔薇姉妹の間に割って入ったのは、由乃さん。 「何しろ、昨年は私がマジック、志摩子さんがマリア様のこころに合わせて日舞…そしてなんと、祐巳さんなんかほっかむりして安来節まで踊ったのよ!」 「「「ええっ?!」」」 一年生たちの頭の中で、「やすぅ〜きぃ〜 アラエッサッサー」というフレーズが否応なしに流れた。
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「そうよね、祐巳さん!志摩子さん?!」 「え、ええ…」 「うぅ…ハイ」 事実なだけに、何も言い返せない二年生2人。 特に祐巳は、約2名からの視線がちくちく痛い。非常に痛い。 「というわけだから。よろしくね」 満面の笑みを浮かべる由乃さんに、一年生たちは重苦しく頷いたのであった。 そして、さよなら会当日。
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「一番、松平瞳子歌います!曲は『ドリルでル○ルン ク○ルン○ン』!!」 「「!!」」 何やらもの凄い衣装にコスプレした瞳子ちゃんの宣言に、由乃さんと祐巳は真っ青になって背後から羽交い締め。 「な、何をなさるんですのっ、祐巳さま、由乃さま!」 「まずい!それはまずいわ!」 「そうよ、瞳子ちゃん!それは(C)マークが必要よ!」
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「D4プ○ンセス」って見たことないんで、イメージが…(^^;。 |
2004.02.27 |