だいけっせん

 

「祐巳さまに相応しいのは、貴方か私か、今日こそ勝負よ!変身!デカレッド!!

可南子はデカレッドに変身した。179cmは流石にデカい…

「負けるもんですか、変身!ドリルレッド!!

瞳子はドリルレッドに変身した。必殺武器は勿論、両耳のドリルだ。

 

 

長いリーチを生かしたパンチが炸裂。デカレッドがドリルレッドを追い詰める。

だが瞳子は耐えながら反撃のチャンスを待っていた。

「いまよ!」

可南子のパンチを掻い潜って懐に飛び込み、そして

「ツイン・ドリル・アターック!!」

ギュイイイイン!!!激しく回転するドリルがデカレッドの胸板に突き刺さった。

 

 

「勝ったわ…」

倒れ伏した可南子を見下ろして、瞳子は呟く。

するとそこへ由乃が駆け寄ってきた。

「勝ったわね、ドリルイエロー。これであたしのスールに決定だわ!!さぁロザリオを受けなさい」

スーツが何時の間にか黄色くなっている。

「へ??」

ふと見ると、祐巳が可南子を抱き起こしロザリオをかけようとしている。

「ちょ、ちょっと待って……」

 

 

ガバッ!!!

 

「………あーーー。なんて夢かしら」

跳ね起きた瞳子の両耳で、カーラーに巻かれたドリルヘアーがゆさゆさ揺れていた。

 

(みゃあ)デカレッドって…自分で名乗ってますが(笑)。

2004.03.13

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

お名前  mail

  ご意見・ご感想などありましたらどうぞ。