われ、おもうに |
江利子が私に言ったことがある。 「あなた、もしかして人っ子1人いない楽園がお望みなの?」 図星だったので何も言えなかった。 そして私は楽園の共有者を、自ら失ってしまった。
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その後、私は同志を得た。 同志だ。楽園を共にする者ではない。 私同様に孤独で、うっかり扱えば消え去ってしまう、儚げな存在――志摩子を。
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私は志摩子に多くを求めない。 片手だけつないで、そばにいてくれるだけでいい。 けど、 それだけでは不満に感じる自分がいる。 肌と肌の触れ合い。 スキンシップを求める私が
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「祐巳ちゃん、祐巳ちゃん(ハートマーク)…」 「ぎゃあ!白薔薇さまぁ!!」
思えばこれも、その心の形の1つ。
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祥子「仰りたいことはそれだけですか?(ぷるぷる)」 |
2004.03.20 |