罰? |
「ねぇ。令ちゃん何で怒っていたの?」 「私は、薔薇の館で賭け事はって思ったんだけどね。由乃も賭けに参加したの?」 「私と志摩子さんそれに乃梨子ちゃんは純粋にゲームだけ。」 「ふうん。じゃ、なんで賭け事になったの?」
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それは、最初、祐麒さんに教わったという奇術を祐巳さんが披露していたところに、二人が遅れてやってきたので、祐巳さんがやらないかって誘いしただが、瞳子ちゃんが 「そんな子供だましに付き合いきれませんわ。」 と断ってしまったのである。そういわれると祐巳さんにも意地のようなものがでてきて、じゃ何かを賭けて勝負しましょう。となったのだ。
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「へぇ・・・でも何で1年生が勝ったら祐巳ちゃんと半日デート権なの?」 「さぁ・・・。祐巳さんが言い出したことで何の根拠もないんだと思うけど、異議は出なかったのよね。」 「じゃ、一年生が負けたらどうなるの?」 「それがね、祐巳さんの望みを一つかなえることなの」 「え?そうなの」
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瞳子ちゃんと可南子ちゃんに何してもらおうかな・・・・あ、そうだ。 「ねぇ、瞳子ちゃん、可南子ちゃん。今日一日私を、『お姉さま』って呼んで!」
「えぇ!」 「はい」ポ・・・。
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(みゃあ)いや、それ罰じゃないし(笑)。 |
2004.03.22 |