祐巳ちゃん ■ックマンにはまる!?

 

「祐巳ちゃ〜〜〜ん♪」

紅薔薇のつぼみである福沢祐巳は、誰かに(バレバレだけど)いきなりガバッと抱きつかれた。

いつもなら、祐巳はここで『ひゃっ!』などと奇声を発するだろう。

しかし、今回は首だけを動かしその人物を、暇つぶしに現れたであろう先代・白薔薇さま──佐藤 聖さまだと確認するだけだった。

「どしたの?元気ないな〜。それに目にくまが出来てるよ。寝不足?また祥子と喧嘩でもしたの?」

確かに聖さまの言う通りで、祐巳の目の下には、はっきりとくまが出来ており、ますます狸みたいな顔になっているのである。

 

 

「違います・・・。瞳子ちゃんと仲良くなったことと、祐麒から借りてはまったゲームの■ックマン4が原因です・・・」

「へぇ〜。祐巳ちゃん■ックマン4やってるんだ。私もだいぶ前にやって全クリしたよ!」

ここで何かに気づいたのか、聖さまは眼を輝かせた。

「分かった!■ックマン4をやってて、それで寝不足なんだ!」

 

 

「そうなんです・・・。どうしてもボスが倒せなくて・・・。」

すると、すでにプレイ済みの聖さまは食いついた。

「どのボス?エジプトの面のファラオマン?ゴミ処理場の面のダストマン?海底の面のダイブマン?」

そして、どさくさに紛れて聖さまの顔は接近してくる。

聖さまお得意のセクハラ…ではなく、スキンシップである。

 

 

そして、それに気づかない祐巳は今にも泣きそうな瞳で言葉を紡ぐ。

「違います・・・。

 私がどうしても倒せないのは・・・・

 ドリルマンです・・・。

 ドリル愛好家の私にはドリルに銃を向けることなんか出来ない・・・(涙)」

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ここは『私立リリアン女学園』。

今日も生徒全員、元気いっぱいです。

 

(みゃあ)ドリル愛好家なんだ(笑)

2004.03.26

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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