リリアンクエスト〜序章〜

 

それは 福沢祐麒が 16才になるたんじょう日の ことで あった。

*「おきなさい。
  おきなさい わたしの かわいい
  ユキチや。

 『ん・・・。って、ここどこっ!?』

*「おはよう ユキチ。
  もう 朝ですよ。

*「今日は とても 大切な日。
  ユキチが 王さまに 旅立ちの
  ゆるしを いただく日だったでしょ。

 『ドラク○III・・・?』

*「この日のために おまえを
  ゆうかんな男の子に
  育てあげたつもりです。

*「さぁ ついてきなさい。

ここで逆らっても話しは進みそうにないので、祐麒はその言葉に従ってついていった。

 

 

*「ここから まっすぐ いくと
  リリアハンの お城です。

*「王さまに ちゃんと
  あいさつするのですよ。
  さぁ いってらっしゃい。

 『どうやら勇者になってしまったようだ・・・。まぁ、どうせ夢だと思うし、気にしないでいっか』

そして祐麒は王の部屋へと入っていった。

 

 

王室に威厳たっぷりな声が響き渡った。

「勇者ユキチよ。よくぞ来てくれた」

お辞儀から顔をあげ、王の顔を見て祐麒は固まった。

 

 

そこには、柏木 優の姿があった。

「ユキチ。旅立ちなどせず、我が妃にならんか?

「こんなのが王様で、この国は本当に大丈夫なのか!?」

祐麒は本気でこの国の未来に不安を感じた。

 

(みゃあ)勇者ユキチは逃亡した。…すでに終わってます(笑)。

2004.03.26

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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