夢と現実 |
「私もそれは、リリアンに入った時は、早くシスターになりたいと願っておりました」 「はぁ」 「でも学校生活を送るにつれ、心変りしてきましたのよ」 「それは、どんな?」 「急ぐことは無い。と」 志摩子は満面に笑みを湛えて語った。 「学友の皆様と深く関ってからでも遅くは無いと、そう思えるようになったのですわ。特に乃梨子」 「はい」
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「あなたの行く末を見定めてからでも、遅くは無いと思うように成りました」 「志摩子さん…」
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「せめてお姉さまといって頂戴。こんな時には」 「は、はい、お姉さま」 「志摩子さん!!」 祐巳が叫んだ 「それで貴方は結局どうするつもりなの?」
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「シスターになります」 全員が息を呑んだ 「でも、それは将来の話です。シスター見習のまま、リリアン女子大に通ってる方も大勢居られるでしょう。 私もそうするつもり。これで判って頂けたかしら?」
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(みゃあ)ということは、また聖さまに会える、と(^^)。 |
2004.03.27 |