これは六角さんの挿絵企画参加作品です。

学園祭準備・壱

 

「今年の学園祭では『日本の文化』を元に、『竹取物語』をしようかと考えていたの」

紅薔薇さまのことばに、蕾たちがざわめく。先日その事を図書室で話したばかりだからだ。

「そこで…それぞれが思っている衣装を持ってきて頂戴。

 明日実際に着てみて、そこから台本のあらすじを決めるから」

 

 

祐巳の場合:

「うーん………この前読んだけど、訳ばかり読んでいて原文は読んでなかったっけ…

 どんな格好がいいんだろう?」

 頭を抱えて悩みこむ。

「ええい、うじうじ悩んでも仕方が無い! どうせ去年末も恥をかいたんだ!」

 あっさりと考え込むのをやめる祐巳。そして手持ちの衣装からそれらしいのを引っ張り出す。

「まぁ、これでいいっか♪

 

 

そして当日、薔薇の館

CG/阿蘇 六角

CG/阿蘇 六角

「どうでしょうか♪ お姉さま♪」

 

 

黄薔薇さまが頭を押さえながら、

「…祐巳ちゃん。日本のお話だから海賊は出てこないんだよ?

 …あれ? 祥子、どうしたの?」

「………祐巳のおへそ♪ さらしを巻いた胸♪ イイ♪

 このまま行きましょう!」

「祥子! 竹取物語には盗賊なんて出ないのよ!

 バイキングなんて絶対に出るわけないじゃない!」

「演劇部の脚本に掛け合って、何とかさせるわ!」

すでに『山百合会』と言う看板から『祐巳の姉』の看板へ架け替えている祥子の姿があった。

 

(みゃあ)手持ちの衣装…って、なんでそんなもん持ってるんですか祐巳ちゃん(^^;。

2004.03.27

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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