けんがく

 

『おお、愛しいジュリエット!
 あなたのいない世界なんて、
 もはや僕の生きている意味など何もない。
 僕もこれからあなたの元へと参ります!』

くぃっ…。

………バタッ。

 

 

『ああ、なんということでしょう!』

ジュリエットは、息絶えたロミオの身体にすがった。

そして、涙に濡れた瞳で最後の口づけを交わす。

ひっく…。

『ロミオ、これで私とあなたは約束どおり
 永遠に一緒に生きていけるのです』

 

 

『この大きな角で私もあなたの元へ…』

ずびっ。えぐっ。

「祐巳さん、はいティッシュ」

「う゛ん、ありがとう、志摩子さん…」

『あなたの元へ…っ』

短剣を握ったジュリエットの手が、ぶるぶる震える。

 

 

ずびびっ、ちーん!

『元へ―――って、あ゛あ゛あ゛っ、気が散って仕方ありませんわ!!

 

部員A「あの瞳子さんが動揺している…」

部員B「さすがはロサ・キネンシス・アン・ブゥトンね…」

 

だれだっ、だれだっ、だれだっ〜、瞳子ちゃんの気を乱す方〜♪(笑)

2004.04.06

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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