桜吹雪

 

放課後。

桜の花びらがまるで雪のように舞う、銀杏並木の中に1本だけある桜の木の下。

白薔薇さまである志摩子と新入生の二条乃梨子の二人が、仲むつまじく談笑をしている。

…それはまるで1枚の絵画のよう。

 

 

うらやましい。

わたくしも祐巳と2人で桜舞う木の下で談笑したい。

でも、わたくしは桜が嫌い…だからそんな事は出来ない。

好き嫌いがこんなにイヤに感じるのは………

 

 

「あ、お姉さま♪」

と、祐巳がわたくしに声をかけてきた。

「どうしたの? 祐巳」

「あの、お時間をいただけませんか? 一緒に行きたい場所があるのです」

「ええ、もちろんかまわないわ」

 

 

祐巳につれてこられたのは…

「温室?」

「お姉さまは桜がお嫌いですから、桜の木の下で・というわけには行かないですよね。

でも、温室の中ならお姉さまと二人きりで楽しいお話ができます♪」

そして、わたくしと祐巳の2人きりで、下校時間まで談笑をした。

……祐巳……貴女が妹になってくれて本当によかった。

 

(みゃあ)あーもう、この姉妹は、なんだかんだ理由つけてまたイチャイチャしてっ(笑)。

2004.04.09

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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