ファミリア |
私と祥子さまは薔薇の館に向かうべく歩いていた。 薔薇の館では蓉子さまと江利子さまが書類をみながら話し込んでいた。 「そう、それはよかったわ。祐巳ちゃんも参加決定ね。ね、ロサフェディダ、祐巳ちゃん、何がいいかしら・・・。」
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私は暗いところにいた。心細くなった私の肩にお姉さまが手を添えてくださった。 でも本番って何だろう・・・。 何だ文化祭のバンドをお姉さまと見にきたんだ。
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近くからピアノのメロディーが聞こえてきた。 それは聖さまの声だった。 客席からは黄色い悲鳴が聞こえた。
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「それで・・・。」由乃さんが横やりをいれた。 「え?」 「私は、何を弾いていたのかってことよ。」
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(みゃあ)Fly me to the moonとは意味深な(笑)。 |
2004.04.23 |