山百合版 金の斧銀の斧その2 |
てっぽてっぽてっぽてっぽ・・・ 無事可南子ちゃんからロザリオを取り戻した祐巳ちゃんは、二度と落とさないように気を着けながらお散歩しています。
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「あぁ!!」 が、なんという運命の悪戯でしょう、祐巳ちゃんはまたしてもロザリオを湖に落としてしまいました。 「落とさないようにしてたのに・・・」 さっきよりも青い顔で呆然と立ち尽くしていると、また湖からボコボコと音を立てて今度は二つのドリルを付けた女神様が出てきました。
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「祐巳様が落としたのは金のロザリオですの?それとも銀のロザリオですの?」 ドリル様・・・もとい女神様(瞳子ちゃん)は聞きます。 「いいえ、私が落としたのはお姉様から頂いた命よりも大事な大事なロザリオです。」 涙ながらに・・・というより号泣しながら祐巳ちゃんは言いました。 「なにもなかなくても・・・コホン まぁなんて正直者なんでしょう、正直に答えた祐巳様にはこの金のロザリオを・・・」 女神様がそういいかけた時
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「あら祐巳何をやっているの?瞳子ちゃんまで」 祥子様がさっそうと表れました。これには瞳子ちゃんも祐巳ちゃんもタジタジです。 「あら、それ・・・ロザリオ?」 「あ、お姉様、これは違うんです!こ、これは・・・」 「そ、そうですわ祥子お姉様!こ、これは祐巳様がロザリオを見せてくださると言ってくださって、ああああありがとうございます祐巳様!ととととっても美しいロザリオですのね!!」 しどろもどろになりながらロザリオを祐巳に返す女神様。祥子様はその様子をぽかんと見つめています。 「で、で、で、ではごきげんよう!」 そういうと女神様はマッハの速度で湖に沈んでいきました。 「な、なんだったの?」 一人事情を知らない祥子様はそうつぶやいたとかつぶやかなかったとか・・・ とにかく瞳子ちゃんのYG大作戦も失敗に終わったのでした。
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(みゃあ)瞳子ちゃん、途中から素にもどってますがな(笑)。 |
2004.04.28 |