出会い〜弟は○○○〜 |
「ハァ・・・」 ここはリリアン女学園の温室。 祐巳はまた深いため息をついた。 今まで、15分以上全力疾走していたのでとてもだるい。 原因はわかっている。新しい弟のことで、だ。
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「ユタ〜お姉さま大丈夫かな?」 祐巳は、膝の上にのっているかわいらしいたぬきをなでた。 しかし、たぬきがしゃべれるわけがない。 ユタは、ただ少しかん高く 「キュキ、キィー」 としかいわなかった。
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ユタ=祐巳のユ たぬきのタ バラの館にいく道の端で眠っていたのを見つけ、つい連れてってしまったのだ あまりのかわいさに一目惚れ。 でも、連れて行っては行けなかったのだ。
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「何でユタを見たらお姉さま泣いたんだろう。そのあと、スゴイ勢いで追いかけてきたし。・・・ちょっと怖かったね」 祐巳は、膝の上のたぬきに声をかけた。 でも、ユタは震えていた。 「ハァ、これからどうしよう」
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た、たぬ〜?!(笑)。 |
2004.04.30 |