お昼休み。

瞳子は友人二人を連れてミルクホールに飲み物を買いに来ていた。

　

　

　

「瞳子さん、今日はその縦ロール…」

「はい？」

クルリ――グサッ

「ヴッ！」

右にいた敦子さんの額に縦ロールの先端が刺さっていた。

　

　

「あ、敦子さん！と、瞳子さんその髪は…」

「えっ？」

クルリ――グサッ

「はぅっ！」

今度は左にいた美幸さんの額に刺さっていた。

「…………」

　

　

ガバッ

「ハァハァ……夢……？」

瞳子は頭を抱えた

「ドリルと呼ばれてからこんな夢ばっか……」