由乃と流れ星

 

祐巳は由乃が居る病室を訪れた。

由乃は今、心臓の手術のため入院している。

学校の話で盛り上がる二人。

学校は黄薔薇革命で大騒ぎ、姿を消した黄薔薇さま、令の試合のこと…

気が付くと外は暗くなり夜空には星が輝いていた。

 

 

「祐巳さん、私いつもお星様にお願いをしているの。令ちゃんが試合に勝てますように、手術が成功しますように、令ちゃんと仲直りできますように、って…」

「へぇ…由乃さんてロマンチストなんだね。『星に願いを』だなんて…」

それを聞くと由乃は、あはは…と笑った。

その時、窓の外を見ていた祐巳が…

「あっ! 流れ星…」

 

 

「同情するなら金をくれ!
 同情するなら金をくれ!
 同情するなら金をくれ!」

 

 

「…よ、由乃さん?」

「今言えたよね? 3回言えたよね? お願い!?」

「…な、なぜ?」

「祐巳さん、ほら私って家ないから…」

「あるよ!」

由乃と令が仲直りできたかどうかは、また別の話。

 

(みゃあ)ネタが古い(笑)。…確かに似てますが(笑)。

2004.05.21

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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