可南子は悩んでいた。

季節は夏、酷暑が続いている。

最近の悩みは、そう、長すぎる髪の毛だった。

「やはり、切った方・・・ばっさりと」

　

　

バサッ。

可南子は、自分がロサ・フェティダくらいの髪の毛を想像した 。

（もわもわ・・・）

由乃　『あれ〜、可南子ちゃん、何で髪切ったの？』

可南子『ええっと・・・』

由乃　『わかった！！祐巳さんに振られたんでしょ〜』

　

　

「祐巳さまは関係ありません〜！！！」

はっ。

「これでは、いけない。いっそのこと・・・瞳子と」

（もわもわ・・・）

　

　

瞳子　『瞳子と』

可南子『可南子で』

二人　『ドリルシスターズ！！　リリアンの平和は私たちが

　　　守ります☆』

　

「・・・・・いやぁーーーーーー！！！！！！！！！」