ツンデレ |
「ねえねえ、瞳子ちゃん」 「…なんですか、祐巳さま」 書類を書いている途中なので無視しようとしたのだが、弱点である縦ロールをつんつん引っ張られ、瞳子はしぶしぶ顔を上げた。
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「ツンデレ…って知ってる?」 「……存じませんが」 瞳子は縦ロールを掴まれたまま、器用にこくん、と首を傾げる。 ついぞ聞いたことのない単語だ。
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「あのね、普段はツンツンしてるのに、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレする人のことを言うんだって」 「はあ…」 話の趣旨がイマイチよくつかめず、瞳子は眉を寄せる。 「………(熱い眼差し)」 「………」
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「なななななんですかっ?!瞳子は違いますわよ!ええ決してツンデレなどではありません!ツンツンはともかく、しおらしくなってデレデレなどいたしません!…そっ、その目はなんですのっ?!今、二人きりだからといって何を期待しているのですか祐巳さまっ!?」
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OP新学期verを今日初めて見て、瞳子のポジションに拳を振り上げました。紅薔薇姉妹バンザイ(笑)。 |
2004.09.19 |