続・ツンデレ

 

「…聞いたことがないわね、そんな言葉」

紅茶のカップを片手に、麗しの紅薔薇さまが小首を傾げた。

「まったく、祐巳さまはなんでも鵜呑みになさるんですから!」

ぷりぷりしながら、事の顛末を話す瞳子。しかし、目元はやや赤い。

 

 

「あ、ごめん。それ祐巳ちゃんに教えたの私だわ」

「令…」

「黄薔薇さま…」

悪びれもせず後ろ頭を叩くコスモス文庫マスターに、紅薔薇さまと瞳子は脱力。

お姉さまという人を知り尽くしている由乃さんは、平然とクッキーをかじっている。

 

 

「それで、瞳子ちゃん。それってどういう意味なのかしら。ええと、ツンデレ?」

「それがですね…」

「瞳子は違いますのよ?」と前置きしてから、白薔薇さまに説明する瞳子。

頷きながら聞いていた白薔薇さまが一言。

「あら、それなら乃梨子も当てはまるかしら」

にっこり笑う白薔薇さまに、それまで完全に我関せずを貫いていた乃梨子が、紅茶を吹き出す。

 

 

「ちょっ…しまこさん?!」

うふふ、とかほんわか笑ってる白薔薇さまに、乃梨子の顔面沸騰。

「ほほ〜ぅ…そいつは聞き捨てならないわね、乃梨子ちゃん」

「私も興味あるなぁ」

黄薔薇姉妹の目が、同時にきゅぴーん☆と光った。

 

瞳子「乃梨子さんが…意外ですわ(赤面)」

2004.09.20

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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