続々・ツンデレ

 

  普段なら声をかける事は無いのだが
  ちょっと意地悪したくなったので。

  「可南子さんはツンデレってご存知?」
  「ツンデレ……?」

  知らないと答えたら大チャンス。
  高笑いと共に去っていって
  「気になって夜も眠れない作戦」成功。

  ……何だかネーミングセンスが
  祐巳さまに近いような気がしますわ。

 

 

  そんな考えを読んでか読まずか、
  可南子は平静を装って答えた。

  「ええ、知っていますわ」
  「っ?!」

  本当は可南子も知らない、強がり。

  「そ、そうでしたの。実は先程
   祐巳さまに言われまして、
   もし良ければ意味を教えて下さらない?」
  「っ?!」

 

 

  答えなければ実は知らないという事が
  バレてしまう、それはプライドが許さない。

  頭をフル回転させて正答を予測。

  「……瞳子さんの事でしょう?」
  「っ?!?!」

  ずざ、と一歩下がる瞳子。
  まさかそんな、この人まで
  私の本質……ではなくて!
  祐巳さまと同じ事を考えていたなんて!

 

 

  驚愕の表情を浮かべる瞳子。
  勝機と見た可南子は更に続ける。

  「普段はツンツンしているけど
   お風呂上りにはふにゃっとデレデレ。
   瞳子さんの髪型の事でしょう?
   それではごきげんよう」
  「なっ?!」

  細川可南子、正答以上の攻撃力で
  勝利をもぎ取った。

 

みゃあ「夜型さんはツボを外しませんね(笑)。参りました」

2004.10.01

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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