新刊読んだ

 

瞳子がいつものように、マリア像に手を合わせてから校舎へ歩いていくと、どこからともなく、歌声が聞こえてきた。

「……?」

「らぶらぶ〜♪

 らぶらぶ〜♪

 らららららぶらぶ、激らぶぅ〜♪」

辺りを見回すまでもなく、前方に由乃さまを発見。妙な歌を口ずさみながら、すったかたーと歩いている。

 

 

「瞳子ちゃ〜ん♪

 瞳子ちゃん♪

 ららら祐巳さん、激らぶぅ〜♪」

 

バターン!!

 

 

「何を口走ってるんですか、よよよよよ由乃さまっ?!」

不屈の闘志で起き上がると、ダッシュ!そしてツッコミ!

「ああ、瞳子ちゃん。ごきげんよう」

「ごっ、ごきげんようじゃありませんっ!」

 

 

「らぶらぶ〜

 らぶらぶ〜

 らららららぶらぶ、激らぶぅ〜」

頭から蒸気を吹き上げた瞳子の横を、無表情に脇をすり抜けていくおかっぱ少女。

「の、乃梨子さんまで…っ」

 

まんま、新刊読んだ感想です(笑)。

2004.10.01

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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