紅薔薇さま |
「祐巳さん。今年の劇なんだけど今年は、創作劇がいいともうの、脚本、私に書かせてくれない?」 「令さまが今年は、外国の劇にしたらっていってなかったかしら?」 「令ちゃんのことはいいの。ね。いいでしょう?」 「私は神話が良いと思うけど?祐巳さんはどう思う?」 二人に呼ばれ薔薇の館にきてみれば、二人は今年の劇のことで意見が対立していた。
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「それで、志摩子さんは何の話を押してるの?」 「『三角座の物語』よ。」 「え? 志摩子さんよくその話知っていたわね。それって結構有名なゲームアニメに出てくる話でなかったっけ?」 「そうなの? 私はタクヤさんから教えていただいて、好きになったお話なんだけど、神話ではなかったの?」
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「ところで主役は誰にお願いするか、きめてるの?」 「「え!」」 「でも、誰が説得するの?」 つまり、二人とも自分たちの妹をしっかり守り、主役を押し付けてきたわかだ。なんか釈然としない。 「でも、私の妹は今年、演劇部でも主役を演じる予定だけど…。」 う、すべて紅薔薇家に押し付けて高みの見物ってそんなことさせないんだから。 「分かった。どうしても私の妹に主役をやらせたいと言うわけね。」 「私の妹は、私が推薦した劇以外では主役を張ることはいわ。だから、今年の劇はこれにする!」
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そういって私は一冊の本をカバンから取り出した。 「これが、いやなら私は妹の説得はしません!」 「え・・・?」 祐巳さん。紅薔薇さま(策士)の遺伝を確実に受け継いでいる気がしない?
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(みゃあ)その本のタイトルが気になるー(笑)。 |
2004.12.25 |