THE TOWER |
「あの…落としましたが」 転がってきた100円玉を拾い上げた可南子は、自販機に向かう人物に声をかけた。 私服だ。ということは、大学の生徒だろうか。 「ん?」 振り返ったその顔は、どこかで見たことのある彫りの深い顔立ち。 「あぁ、ありがと♪」 その人は自然な動作で、可南子の手の平から100円をつまみ上げた。
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確か、この方は… 「あれ可南子ちゃん、だっけ?」 「はい、そうですが(先を越されたな)」 じーっ(↑↓)。 「あの…何か?」 視線がなんとなくムズムズして、ユニフォームからむき出しの二の腕を抱く。 「これは予想以上に…。うん、きみならできるかもしれない」 「は…?」
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「おーい、祐巳ちゃーん♪」 聖ノシ ズンズンズンズン
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「ななななな、なにしてるんですか聖さまっ?!」 祐巳、そびえ立つ二重の塔に仰天。 側にいた白薔薇姉妹、それぞれ別の意味であごがカクン。 「ん?肩車だよ」 「…それは見ればわかりますが」 「(恥ずかしい…///)」
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聖「私も大きい方だから、一度されてみたかったのよ〜」 |
2005.12.29 |