チッチッチッチッ…

　

　

　

　

　

　

チッチッチッチッ…

　

　

　

　

　

チッチッチッチッ……ブブー！

　

「ありゃ」

仕方ないなぁ…と、祐巳はどっこらしょと立ち上がる。

　

　

　

「じゃ、いくよ瞳子ちゃん♪」

「は？何ですかいきなり」

「いや、時間切れでネタが浮かばなかったら、取りあえず瞳子ちゃんに抱きついてくれって、作者の人が」

「そっ、そんな理不尽な…大体、仕方ないにしてはどうしてそんな嬉しそうなんですか！なんで手をわきわきさせてるんですかっ、ちょっ…ぎゃーーーーーす！」