ドリビア |
可南子さんが隣に立っていると―――
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まもなく、2番線に快速列車がまいります―――
プアァァァン―――
ゴォッ…ガタタンガタタンガタタン…
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―――瞳子のお下げは、揺れない。
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「ぶふぅ…っ!」 「の、乃梨子さん?」 いきなり吹き出した友人を怪訝な目で見る瞳子と可南子。 ぶんぶんっ。 乃梨子、首を振ってなんでもない、と必死のアピール。 ごめん。いろんな意味で、本当ごめん2人とも…。 心の中で謝りつつ、どうしても笑いの波動を抑えられない乃梨子だった。
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ぎゅいーん、ぎゅいーん、ぎゅいーん。(←ボタンの音) |
2006.01.18 |