かじょうぼうえい |
茶話会後のある日。 廊下の向こうに、特徴あるお下げを発見して、手を振る。 「あ、瞳子ちゃん。ごきげん…よ…う」 しかし、やってきた瞳子ちゃんの両側には、ぴったりと張り付くように可南子ちゃんと乃梨子ちゃんの姿が。 当の瞳子ちゃんは、うんざりしたように額に手を当てている。
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「仲いいんだねー、瞳子ちゃんたち」 瞳子ちゃんは深いため息をついた。 「なんだか知りませんけど、最近どこに行くにも、お二人が付いてくるんですっ」 プライバシーの侵害ですわっ、と瞳子ちゃんヒステリー気味。 「誰かさんが素直になってくれれば…ねぇ」
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可南子ちゃんと乃梨子ちゃんは涼しい顔。 …なんだか、二人はボディーガードみたい。 だとしたら可愛いなー、と一年生3人の友情を微笑ましげに眺める。 その反応が気に入らないのか、瞳子ちゃんの眉毛が急角度になった。 「祐巳さまからも、なんとか言ってください!」 ピーン!
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「水戸黄門みたいだね!」 「なんのフォローにもなってないじゃないですか。」
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可「ひかえぃ、ひかえぃっ」 |
2006.02.27 |