出遅れ

 

瞳子は(頼み込んで自分の部屋にも置いてもらった)パソコンの前に正座をして高鳴る鼓動を抑えていた。

「こ・これで祐巳さまとメールやチャットが出来る!

おそるおそる電源をいれる。

「えーっと、メールアドレスは祐巳さまに連絡してあるから…」

そしてまず最初に、メールを確認する。

 

 

ピンポーン

「あっ! すでに祐巳さまからメールが来てる♪」

From:YUMI

やっほー 瞳子ちゃんもパソコンを入れたんだね♪

これからは「メール友達」だよねっ♪

 

「メール友達…メール友達…メル友………」

既に顔を真っ赤にして舞い上がっている瞳子がいた。

 

 

あっ、それと。私はここのチャットによく顔を出しているので、よかったら来て下さい。

http://www.***.ne.jp/backsoul/chat.cgi

それを見た瞬間、瞳子のは電脳戦士へと変化しアドレスをタイピングしていた。

そしてなにも考えずに即座にチャットへ参加した。

 

 

[TOUKO]ごきげんよう
[YUMI]あっ、瞳子ちゃん、ごきげんよう。 メール見て来てくれたんだ♪ 嬉しい♪
[TOUKO]祐巳さまが誘ってくださいましたから…
[YUMI]チャットはたくさんいると楽しいからね。可南子ちゃん♪
[KANAKO]………ごきげんよう。ようこそいらっしゃいました、私のHPへ………

(何故ここに可南子さんが? それに『私のHP』って!?)

焦りながらも『トップへ戻る』というボタンを押す。

そこには…『週間 わたしの背後霊』という見出しが打ってあった。

 

って、本人のサイトでしたかっ(笑)。

2004.03.10

 

爆笑! くすりっ もえ〜 じんわり つまんない

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